2007.10.08

いい加減に

久しぶりに「名探偵コナン」を観て。

左利きを犯人の特徴にするのは、いいかげん辞めにしたらどうだね。

2007.01.30

左回し、右回し

先々週くらい前の金曜の夜、仕事場の人たちとの新年会で行った寿司バーで板前さんから聞いたこと。
焼酎のロックは、かき混ぜ方によって味が変わるらしい。
右回りにまわすととがった味になり、左回りにまわすとまろやかになるそうな。

かなり眉唾ものだが、ふたつを飲み比べてみると、確かに左回りのほうがまろやかで飲みやすい気がする。
左回しのロックを出すと、おかわりが増えるらしい。

地球の自転?(南半球なら逆回転?) 化学的な変化なのか。
左回しと右回し、回す力が違うからとも考えられる。
そう考えると利き手も関係しているのではないか。
右利きの人は、何かをかき混ぜるときは右回しの人がおそらく多いのではないか(コーヒーに砂糖を入れて、スプーンでかき混ぜる動作を想像してみよう)。
ものを左手で持つ左利きの人は、僕も含めて左回しの方が得意のような気がする。
数字の「0」や○を書くときも、左回りに書く。右回しに書くのはなんだか違和感がある。

利き手と回し方、その力加減の違いが、焼酎の味に関係があるとするなら、僕が右回りにかきまぜれば味がまろやかになるということなのだろうか。今度試してみよう。
とは思うが家には焼酎がないし、一本空けるほど僕は飲まないし。
そんなことを考えているうちに酔いつぶれてしまった。

2006.11.24

左手の確認

斉藤茂太さんが亡くなられたというニュースを聞いた。ご冥福をお祈りします。

とはいえ、僕は斉藤茂太さんのことをよく知っているわけではない。本業が精神科医ということも、今回の訃報で初めて知ったぐらいだ。ではなぜ斉藤茂太さんのことを知っているのかというと、彼が書いた左利きに関する本を読んだことがあったからだ。

僕の家には、箱崎総一さんというこれまた精神科医が書いた左利きの本があった。彼は1970年代ぐらいに、当時の左利きに対するネガティブな風潮を変えるため「左利き友の会」という組織を結成した人物である。彼自身は右利きだが、彼の元に来た子どもの患者が、家庭や学校における無理な矯正が原因で精神的な疾患を発症していることに気づいたのが、友の会結成のきっかけだったらしい。僕は箱崎さんの書いた本を小学生か中学生のころに読んだ。それ以降、僕はこの本の存在をすっかり忘れていた。

話がなんとなくそれている気もするけど、その後大学に進学して、図書館にて斉藤茂太さんの本をふと手に取ったのだった。確か1,2回生のころだったと思う。これがきっかけで左利きに関する興味が高まり、自分の体験だけでなく、他の左利きの人がどのような体験をし、どのように考えているのかを知りたくなった。右利きの人間が「あたりまえ」と思っている世界は、左利きにとっては「あたりまえ」ではない。このとき感じたことは卒論のテーマにまでになった。斉藤茂太さんの本は、僕にとって左利き研究(最近してないけど)の原点といえるだろう。って内容はさっぱり覚えてないけれど。


そういえば、任天堂の新しいゲーム機「Wii」で発売される「ゼルダの伝説」最新作では、主人公のリンクの利き手が右利きに変更されたそうだ。これはWiiの特徴であるコントローラーの動き(振り)で操作する際、多くの人が右手でコントローラーを握り、振るのに、ゲーム内のリンクが剣を左手で振るというのは違和感があるということなのだろう。

ちなみに同時発売のゲームキューブ版は、リンクの利き手をはじめとするゲーム内のすべてのものが反転しているそうだ。GC版はある意味左利き用なのだ。


人間の身体は左右同じ形をしているように見えるが、実は非対称的だ。手だけでなく、目や耳、足、歯(どちら側でよく噛むか)には「利き」があるし、脳の機能や他の臓器にしても、対称ではない。

人間の身体が非対称である限り、Wiiコントローラーのような道具や環境、価値の「右」と「左」の問題は解消されないのかもしれない。とはいえ、そのようなものだと納得するのは違うように思う。とても微細な疎外感、ストレスの積み重なりは、どのようなかたちで声に出していけばよいのだろうかと思う。

2005.10.14

間隙051014:石臼、小骨

あいまい加減な多忙さです。ターニングポイントです。
その割には、妙に浮かれていたりもします。

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愛読サイト「デイリーポータルZ」の10月4日の特集で、乙幡さんが石臼でいろいろな物を挽いていましたが、石臼にも右利き用/左利き用ってあるんですかね(乙幡さんは左利き)。

すり鉢の場合、溝の方向が左利きにはすりづらくなっているそうで、フェリシモの左利きカタログでは、逆方向に溝がついたすり鉢が売られていたりもします。

通常、石臼は反時計回りにまわすとのこと。溝の方向なのか、その方が回しやすいのかわかりませんが、なんとなく逆に回してみたくなってしまいます。まあ、左利きだからといって、右利きの人とまったく逆のことをすれば良いというわけではないと思いますが。

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さらに前の話。
阪神タイガースが優勝した夜。僕の身体に、ある変化があった。
奥歯の間に挟まった小骨がとれたのである。

「なんだそんなことか」と言わないでいただきたい。
この小骨とは、一年以上もの付き合いなのである。

何の魚かは忘れてしまったが、妙に小骨の多い焼き魚を食していると、左の上の奥歯と奥歯の間、長い小骨が挟まってしまったのである。しかも歯と歯のど真ん中、垂直に。舌で触れるとかすかに小骨の存在があり、下の歯に当たるとちょっと痛い。

指でも、つまようじを使っても取れず。あきらめて歯を磨いたら、どうも取れたようで、ほっと胸をなでおろしたのである。しかし。実際は歯と歯の間に隠れていたのだった。

第一の顕現は、その数ヵ月後のインド・ネパール旅行の最中だった。屋台でサクサクとした、時にはもそもそしたなんだかよくわからない辛い食べ物を食べていると、なんだか奥歯に異物感が。

あっ、あの小骨だ。異国の地で小骨に再会するとは。
またがんばって取り出そうとしたのだが、また歯と歯の間に逃げられてしまった。

そして第二の顕現が、ついぞこの前。タイガース優勝の夜だった。
今度こそはと数十分の格闘の後、ついに引き抜くことに成功。勝利である。
長さ一センチ以上もある小骨が刺さっていたのだった。

一年以上も小骨が突き刺さりっぱなしで、よく虫歯にならなかったなと思う。喉に刺さるのも嫌だが、歯に挟まるというのも嫌な経験だ。

2005.01.22

魚の脳にも左右差があるらしい

魚の脳:左右で差、ゼブラフィッシュで確認 理化学研
(毎日新聞 2005年1月22日 11時09分)

独立行政法人・理化学研究所プレスリリースにも詳しく載っていますね。難しい…。

ゼブラフィッシュはメダカみたいな小さな魚のようです。
しかし、魚の脳も左右で機能分担しているとは驚きです。それ以前に、魚って脳があったんだ…という当たり前のことを再認識させられました。食べるときに意識したことなかったですね。

人間の利き手も、左右の脳の機能分担によるものであるという説がありますが、それが魚の脳の左右差からきているかもしれない、というのは、進化論的な視点でみれば、長きにわたる生命の進化を物語るものであり、ロマンを感じてしまいます。

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○検索してみたらこんなのがみつかりました。おもしろそうな研究です。
→進化生物学会福岡大会(2003年)の分科会「左右非対称性の進化

2004.12.25

エジプト・トルコで左右兼用トランプ

左利きの人が日常生活において少し不便に感じることとして、トランプが良くあげられます。ババ抜きなどでトランプを数枚手に持ったとき、マークが左上と右下にしかついていないために、左利きの持ち方ではマークが見えなくなるためです。もちろん、すべての左利きがそのような持ち方をしているとは限りませんが。

C30021

マークが見えにくくて切ない思いをするトランプ→
右利きの方は、手に持ったトランプをいつもとは逆に開いてみるとわかると思います。フェリシモの左ききグッズ通販サイト「左ききカタログ」などでは、この不便さを解消する四隅にマークの描かれたトランプが販売されていたりします。左利き専用トランプも販売してほしいものです。

この四隅にマークがついている「左右兼用トランプ」、実はエジプトやトルコのカフェで見かけたことがあります。カフェといっても、スターバックスのようなおしゃれカフェではありません。中東のカフェは、男性の社交場、情報交換の場になっています。女性が一人で入るということはまずありません。アラビア語でアフワ、またはマクハー、トルコ語ではチャイハネと呼ばれています。男だらけ、しかも髭面ばかりなので「親父喫茶」などと揶揄する人もいます。

カフェでは、飲み物を飲んだり、水タバコを吸いながら、友人と長々と談話したり、バックギャモンやトランプで遊んだりもします。僕が見た限りですが、カフェで使われているトランプは、ことごとく両手兼用のものでした。日本でもあんまり見かけないのに、よもやエジプトやトルコで見かけるとは思ってもみませんでした。どうしてこんなに左右兼用トランプが浸透しているのか不思議です。ヨーロッパやアジアなどのほかの地域ではどうなんでしょうね。

C30022←トルコで買った両手兼用トランプ
画像はイスタンブルのエジプシャン・バザールで買ったトランプです。パッケージには、「プラスチック・コーティング」と描かれているのですが、明らかに普通の紙製です。カサカサしていて、ちょっとめくりにくいです。

エジプトでも、路上で売られているのを買ったことがあったのですが、部屋のどこかにいってしまいました。見つけたらまたアップします。ちなみに、エジプトの土産物屋で売られている古代エジプトの神々の絵柄がプリントされているトランプは、マークが片方しかついていません(すなわち右利き用)。製造元が違うということなのでしょうか。

シリアとレバノンで確認するのを忘れてしまったのですが、もしかするとエジプトやトルコ以外の中東諸国のカフェでも左右兼用トランプが使用されているかもしれません。

2004.12.08

コントローラーと左利き?

ニンテンドーDSの記事を書いていてふと思ったのですが、ゲームのコントローラーって右利き、左利きどっちが扱いやすくできているんでしょうか。左側に方向をつかさどる方向キー(十字キー)、右側に実行をつかさどる二つ以上のボタンというコントローラーの配置は、ファミコンの頃からあったものですから、まったく逆の配置を経験したことがありません。方向キーかボタンのどちら操作が重要なのかは、ゲームのジャンルによっても変わってくる部分もあるかもしれませんが、ちょっと考えてみようと思います。

やはり、連打系は苦手ですね。『ハイパーオリンピック』というゲームでは、右利きの友人は指の背(上側)をABボタンにガチャガチャとすり合わせることによって連打していましたが、僕はそれがうまくできなかったため、わざわざ左手に持ち替えて連打していた覚えがあります。

あと、セガ・サターンは右側のボタンが6つも付いていたのですが、あれはさすがにわけがわからなくなりました。これは利き手には関係ないかもしれませんが、右側のボタンは4つが限度かもと思ったり。ピチカート・ファイヴの「大都会交響楽」がテーマソングの推理アドベンチャー『クロス探偵物語』目当てで買ったのですが、後にPSに移植されてしまいました…。

一方、方向キーの操作が細かいときは左手が良く利く方がよいかもしれません。たとえば格闘ゲームの技のコマンドは、方向キーの細かい操作が要求されます。アクションやシューティングゲームも、操作の肝は方向キーのような気がします。シューティングは苦手ですが。ただジャンプボタンがAボタン(右側)だったりする場合は話が違ってきますね。

右利き左利きどちらにせよ、得手不得手があるとは思いますが、ボタンを「押す」操作にはそれほど差異は現れないのかもしれません。ニンテンドーDSの場合は、タッチスクリーンによって「押す」以外にもさまざまな操作が可能になった(あるいはしなければならなくなった)ため、方向キーを併用する場合は、利き手設定を実装してもらいたいものですね。


*こんなのも見つけました→PS1/2用左右反転コントローラー(TVゲーム機器のお店・G-take.comさんより。売り場はこちら
混乱しそうですね。しかし気になります。

2004.12.07

ニンテンドーDSは左利きも対応

最近発売された任天堂の新携帯ゲーム機、ニンテンドーDS(以下NDS)。二つの液晶画面を持ち、しかも片方(下側)の画面はタッチスクリーンで、画面に直接ペンやら指やらで触れて操作可能という画期的なものです。宇多田ヒカルがCMに出ていますが、別のCMを見て戦慄が走りました。

そのCMは、どうやら作曲をするゲームのものなのですが、左手で十字キーを操作しながら、右手にタッチペンを持ってタッチスクリーンに何かを書いているシーンがあったのです。左手でペンを扱う左利きにとっては、NDSのタッチペンだって左手で操作したいはずです。他のゲームではタッチペンで字を書いたりするものもあるから、なおさら右手では書きづらいし、苦痛に思ってしまいそうです。

なんだよ任天堂、『ゼルダの伝説』のリンクだって左利きじゃん、製作者の宮本氏だって左利きじゃん、『ドルアーガの塔』のリザードマンだって左利きじゃん、君たちにレフトハンドソードが扱えるのかい?、などと現在NDS購入予定なしのくせに愚痴っていたのですが、nintendodsさんのNintendo DS ブログこの記事によれば、『さわるメイドインワリオ』というゲームでは、右利き/左利き設定があり、左利き設定にすると、左側の十字キーと、右側のABXYボタンの配置設定が反転するそうなのです。ソフト側で設定できるということなんですね。

そのためにNDSは十字キーとABXYボタンが左右対称に、同じような大きさにデザインされているそうです。ABXYボタンだと十字キーのように斜め入力ができないため、完全に左右反転はできなさそうなことや、従来のゲーム機で慣れてしまった十字キーの操作を右手でできるのかといった疑問もありますが、うれしい配慮だと思います。僕の中のニンテンドー株が急上昇しました。

現在、NDSを購入する予定はないのですが、『どうぶつの森』のDS版や、『ファイナルファンタジー3』のリメイクが気になっています。『ロマンシング・サガ1~3』の移植・リメイクされないかな。ロマサガ1はPS2でリメイクされますが、これも楽しみです。

<12月23日追記>
メトロイドプライム・ハンターズというゲームにて、操作に右利き/左利き設定ができると記述されている記事がありました。追記しておきます。→こちらNintendo iNSIDE - 任天堂ニュースサイトさんより)

2004.09.15

インド夜想曲

学部の講義で観た映画でした。インドに行く前のおさらいとしてもう一度観ようと思い、地元のツタヤに行くも貸し出し中。原作本を何年か前に古本屋で見かけたのですが、いつの間にか売り切れていておさらいできませんでした。旅行から帰ってからも貸し出し中で(どうやら延滞しっぱなしの模様)、結局梅田のツタヤまで行って借りてきました。主人公のロシニョルのように、よもやビデオや本の影を追いかけることになろうとは。いや、ロシニョルが影だったのか。

友人グザビエの消息を追ってインド各地を旅していくロシニョル。しかし、本当に追っていた/旅していたのは誰だったのか。ロシニョル自身だったのか、友人グザビエだったのか、それとも観客だったのか(鏡越しに、こちら側と視線があうシーンがあるのです!)。スタッフロールにも、ロシニョルという名はどこにもなく、彼を演じていたはずのジャン・ユーグ=アングラードの役名には空欄しかありません。あえて結論を出さないほうが良いのかもしれません。

終盤、ロシニョルがクリスティーヌという女性と突然フランス語で話しはじめるシーンがあるのですが、そこがとても印象的でした。世界がぱっと開ける感じがして、妙な高揚感があります。映像も非常にきれいです。余韻の残る映画でした。

個人的に気になったのは、ロシニョルが左利きであることです。彼を演じたジャン・ユーグ=アングラード自身が左利きなのです。食事、サインする、お金を渡す、といった行為はすべて左手でおこなわれていました。はじめはインドにおける道理を何も知らない、知ろうともしていないヨーロッパ人でもあらわしているのかと思っていたのですが(邪推)、物語やロシニョルの演出に関係しているのかもと深読みしてみたり。鏡に映った右利きの人は、左利きのように見えるんですよね…。

2004.09.08

中国的左撇子

最近、NHKで放映された中国映画やドキュメンタリー番組を観る機会があったのですが、登場人物に左利きの方を発見しました。他にもいくつかあったのですが、二本だけ紹介しておきます。ここでいう左利きは、外的に確認可能な(つまり左手を使っているところを確認できる)左利きのことです。彼らが、利き手に関して日本の左利きと同じように(これももちろん一枚岩ではありませんが)考えているかはわからないためです。

C30009.JPG
1.NHKスペシャル「再会~“文革”に翻弄された父と娘」
 説明すると非常に長くなってしまうので内容は割愛しますが、画像の人物が「娘」さんの方です。左手に箸を持ってご飯を食べています。

C30010.JPG
2.NHKBS2「シネマシアター『秋菊(しゅうぎく)の物語』」チャン・イーモウ監督(1992年。中国・香港)
 左から二番目の男性と、ちょっとわかりにくいですが右端の男性(主人公の秋菊の夫)です。こちらも食事のシーンで、麺を食べています。利き手がどちらなのかは演出上あまり関係なさそうですので、俳優さんの利き手が左なのだと思います。チャン・イーモウってどこかで聞いた名前だと思ったら『HERO』や『LOVERS』の監督じゃないですか。ずいぶん雰囲気が違いますが、色の鮮やかさは共通しているような気がします。

中国の左利き事情はあまり知りませんが、意外と見かけるのかも…という印象を持ちました。今回は箸を持つ手が確認できたのですが、ペンを持つ手はどうなのかは確認できませんでした。中国って、今の日本に比べて「矯正」とか厳しそうなイメージがありますけど。

そういえば、上の画像はテレビに映っている映像をデジカメで撮影したものですが。テレビで放映された画像の引用って著作権・肖像権的にどうなんでしょうね。引用元を明示すればいいのかな。

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