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2006.07.23

卓上の樹

最近、ふと思い出したのだが、小学2年の頃、宿題の他に絵や漫画を描くと教室の一番前、担任の席の後ろに張り出してもらえる制度(?)があった。描くとシールか何かをもらえたのかもしれない。みんな競って描いていたような気がする。

他のクラスメートが何を描いていたのか覚えていないが、僕が描いていたのは昆虫や植物だった。昆虫は甲殻類。植物はといえば、今思えばなぜ?と思うのだが、食虫植物が多かった。

ウツボカズラ、ハエトリグサ、モウセンゴケが僕にとっての三大食虫植物だった。図書室で図鑑を借りてきて、モウセンゴケの赤い粘毛を一本一本丁寧に書いていた覚えがある。冬虫夏草も知っていて、どこに行けばみられるのだろうと思っていた。ハエトリグサは植木屋で見たことはあったが、他はなかなか見られるものではない。当時の僕の家は住宅地にあって、「自然」と呼べるものはほとんどなかった。自然に対する漠然としたイメージのひとつとして、食虫植物のようなよくわからないものがあったのかもしれない。

ようするに変な子だったわけだが、なぜこんな話をしたかというと、最近「卓上の樹」というソフトにぼんやりはまっているからだ。

「卓上の樹」は、壁紙ソフトに育成ゲームを組み合わせたようなもので、デスクトップ上に樹を植え、育つのをぼんやりながめたり(何もしなくても時間がたてば勝手に育つんだけど)、気に入ったものを壁紙として保存したりできる。

種によっては分裂したり、変異種が生まれて花や葉の色が変わったりもする。やっぱりモウセンゴケを植えているのだが、変異種が生まれないのであんまりおもしろくない。サンショウモを植えた後、そのままPCをつけたまま寝てしまったら、めざめたときには画面いっぱいにサンショウモがびっしり繁殖しており、力が抜けそうになった。

ヒマワリやアサガオなどの有名種は、スポンサー(味噌屋)の商品を買うともらえるポイントと交換となっている。味噌屋さんがソフト作ってるのもおもしろい。パラメーターなどのやりこみ要素はないけど、同じ場所に樹を植えても生長の仕方が毎回ことなるので、何回もやりなおしてうすらぼんやり眺めている。

C30071

2006.07.17

青い街灯

日曜日。ラクダの話を聞きに名古屋へ。
ちょうど大阪から名古屋に帰られるisaac氏の車に便乗したのだった。

帰りは近鉄特急で。
isaac氏によると、近鉄の路線はもともと行楽目的のものなので、車窓からの風景がなかなか楽しいらしい。でも帰りは夜なのであんまり楽しくないですね、などと話をしていた。

陽の落ちた車窓の風景はやはり退屈。鞍馬サンドを食べたり寝たり、前の座席に座っている人が吉田ヒロだったりした。

それはともかく。
大和八木駅から出発してしばらくして、窓から外を見ていると、不思議な光景が。

街灯が青いのである。
「青白い光」を通り越して、青色LEDみたいな青い光を放っていた。
形状としては普通。蛍光灯でも中に入っていそうな感じのものだった。

場所を特定しようと通過駅に目を凝らしてみると、どうやら近鉄下田~二上あたりのようだ。そこを通過すると、青色街灯はまったく見られなくなった。

鹿除け?などとひとり納得していたのだが(ナラエンタリズムとでもいいましょうか)、気になって検索してみるとこんな記事が。
なるほどー。青色に防犯効果があるとは。
効果はともかくとして、ある一地区だけ青い街灯が集まっている光景はなかなか不思議。ぶらり途中下車でもしてみようか。

2006.07.05

アラビア書道体験講座に行く

日曜日、新大阪で催されたアラビア書道体験講座に行ってきた。

アラビア書道は、僕が思っている以上に知られていないらしい。
もっと有名かと思ってた。

簡単に言えば、アラビア語の書道のこと。
日本や中国の書道以上にカリグラフィー要素が強く、書いた文章自体がひとつの絵のように見えたりもする。その流れるような文字の美しさは(読むのに一苦労だけど)、芸術といっても差し支えないと思う。常日ごろ習ってみたいと思っていたのだが、教室は関東にしかなかったので、悔しい思いをしていた。

そのアラビア書道講座が大阪で、しかも日本におけるアラビア書道の第一人者である本田孝一氏がじきじきに来られるとなると、そりゃあ行かなければならないというものである。

講座は、前半が本田先生によるアラビア書道の話やサウジ時代の話。
後半はアラビア書道体験ということで、皆で自分の名前を書いた。50人ぐらいの人が来場し、会場は満杯状態。

日本の書道とは違い、アラビア書道は細い竹の棒の先を削ったもので書かれる。
本田先生も実演してくれた。勢いよく流れるように筆を動かすと思いきや、ゆっくりとした動き。

中でも僕が気になったのは、先生が書く紙の角度。紙を45度ぐらい傾けて書かれていた。
これはちょうど、日本の書道で、左利きの人が半紙を傾けて字を書くのによく似ている。そうしたほうが、筆を走らせやすいのだ。アラビア文字は、右から左に向けて書くため、右利きの人にとっては実は書きづらい文字なのかもしれない。一方、左利きにとってはペンを「引く」文字。日本語よりも書きやすいかも。

C30070僕もやってみた。実は自分の名前が書いてある。へろへろなのだが、これでも少しは上手くなったのだ。筆が毛でできていないから、墨をつけてもすぐにかすれてしまう。また、日本の書道のような速さとリズムでで書くのもかすれの原因だ。それに気づくのにしばらくかかった。ゆっくりとギュギュギュと音を立てながら書いた。しかし、「払い」の部分はどうしてもかすれてしまう。

今後も定期的にアラビア書道講座が催されるそうなので、足しげく通いたいと思う。

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C3メモ


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