まだ続きがあります。前回はこちら。
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・エジプト館
途中で断念。人が多いと思ったら、ツタンカーメンの黄金のマスクのレプリカの展示が人気のようだ。
僕は以前、カイロのエジプト考古学博物館に行った際、本物の黄金のマスクを見忘れたまま出てきてしまった経験がある。レプリカとはいえ、ここで見られるかなと思っていたのだが。ここまで見そびれるなら、もう一生見そびれたままでいいやと思った。
「見なくていいの?」と聞くHOWE氏に対し、「うん。古代エジプト興味ないから!」とぶっちゃけてみた。半分負け惜しみだけど。
それよりも、汗をダラダラ流しながら歩いているHOWE氏が、果たしてこの万博を楽しんでいるのかが気になった。
・エジプトフード・カフェ
個人的メインはここにあった。エジプト料理の「コシャリ」が食べられるのだという。セットで1400円。現地の10倍ぐらいか。…高いネタ。
気を取り直して画像を見ていただきたい。ミートソースのかかったピラフみたいなのがコシャリである。その上に3つのっかってるのがターメイヤ(そら豆のコロッケ)、そして赤い飲み物がカルカデ(ハイビスカスの花茶)である。
どれもうますぎ、懐かしすぎ。コシャリは、ミートソースにコクがありすぎるように思ったが、おいしかった。エジプトのお米もジャポニカなので、日本でも結構簡単にコシャリが作れるのだ。ターメイヤはエジプトのものはもっと緑がかっている気がした。カルカデはアセロラみたいな味で、さっぱりとしていて、暑い日にはぴったりだ。
そういえばこの三つが同時に食べられる場所って、カイロであっただろうか。コシャリはコシャリ屋で、ターメイヤは屋台や食堂で、カルカデはカフェで出されるものだ。しかし、トルコ料理などに比べればどマイナーなエジプト料理、しかも庶民の料理が日本でも食べられるのは本当にうれしい(高いけどな)。
実際に回ったルートは、サウジ館→エジプト館→アイルランド館→リトアニア館である。バスの時間を考慮して、ここまでで引き上げることになった。出口付近のおみやげ屋で、姪へのおみやげとしてやけに手触りのいいモリゾーマペットを買った。そういやこの前姪の家に行ったとき、あのマペット見かけなかったなぁ…。
いやー、なめていました万博。もう一回ぐらい行きたかったです。フミヤート作の大地の塔の中に入ってみたかった。
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