« September 2005 | Main | November 2005 »

2005.10.27

名古屋行(4):大須、射撃場~鳥の丸焼き

大須観音の凝ったからくり時計(音声認識もする?)を少しだけ見物し、大須射撃場に到着。射的場を経営している老夫婦は、『名古屋の不思議』の記述だとなんだか厳しそうな印象があったのだが、実際はとてもにこやかで親切な方々であり、ライターさんはよっぽどふざけていたんじゃないかと思った。

ここで使われている銃には、コルクではなく鉛弾を充填する。当たったらたぶん怪我をすると思う。8発500円という価格は安い。通常の射的場とは異なり、的に当てても景品はない。しかも的といえば空き缶や割れた瀬戸物、地面にばら撒かれた小さいかんしゃく球だったりする。

C30047 C30048

僕もチャレンジしてみた。なかなか命中しない。当たったと思ったら、狙ってもいない缶に命中したりした。しかし当たると気持ちいい。

弾が尽きた後、おじいさんが親切にもレクチャーしてくださった。正直撃つ前に聞きたかったと思ったものの、何発かタダで撃たせてもらった。おじいさんのアドバイスどおり撃つと、地面に撒かれたかんしゃく球に命中し、大きな破裂音とともに火薬のいい匂いが漂ってきた。

しかしおじいさんの射撃はすごいと思う。
「ここをこーやって狙ってね、ホイ」→バァーン!→命中
といった具合に狙いをつけてから撃つまでの時間がとんでもなく早い。
これぐらい早くないと、クレー射撃はできないそうだ。おじいさんはクレー射撃の説明もしてくださった。が、ほとんど忘れた。

これは僕にだけしてくださっているのかと思ったら、後でかんしゃく球レクチャーからクレー射撃の説明まで、isaac氏とHOWE氏にもそれぞれ別々に説明されていた。なにかのルーチンワークなのかもしれない。


射撃場を後にして、大須の商店街をぶらぶらする。カタパンのパン屋さんもあったが、なんだか面倒そうということで外観を眺めるだけにした。

何か食べようということになり、ブラジル人が経営するレストランに行くことになった。店先で鳥がグリルで丸焼きにされているのが目を引く。やっぱりこれを食べようということになった。店員がハサミで食べやすい大きさに切り分けてくれた。あとはブラジルのビールも飲む。

オープン式のレストラン、鳥の丸焼き、スパイスの香り、飛び交う外国語、夕暮れ時の空気…。本当にここは日本なのか、と思ってしまった。

C30049 C30050

<2010年10月追記>
「大須 射撃場」で検索してこられる方が結構いらっしゃるので。
この射撃場、銃の免許を持たれていたご主人が亡くなられたそうで、免許の必要のない銃のみ置いて経営を続けているとのこと。これも2007年の情報ですので、現在はどうされているのかは不明です。

下記のリンクをご参照ください。
http://howe-gtr.air-nifty.com/tamakichi/2007/07/post_bbf7.html

2005.10.24

名古屋行(3):大須、バターコーヒー

栄の次は、大須へ向かった。
道中、おかしな落書きや看板を見かけるとみんなで写真を撮りまくるため、まるで『VOW』か『街がいさがし』のような気分になってきた。

大須といえば、大須観音が有名で、演劇や大道芸の町だと思っていたのだが、電気街でもあるらしい。さらに、最近はブラジル人などの外国人も数多く住んでいて、ごった煮状態だというのである。

商店街も、昔ながらの洋服屋やおもちゃ屋があると思えば、若者向けの古着屋なんかもあるし、ブラジル人の経営するレストランでは店頭で鳥が丸焼きにされていた。それらがごたまぜになって並んでいるのである。古くからのお店がつぶれていって廃れるよりかは、どんな店でもいろいろあったほうがいいということなのだろう。確かに活気があるように見える。

名古屋に到着してから歩きっぱなしだったので、休憩にと喫茶店に入った。おしゃれカフェではなく、昔ながらの純喫茶である。この日は暑かったので、アイスコーヒーを頼みたかったが、見たことも聞いたこともないメニューが気になった。

バターコーヒーである。

コーヒーにバター。意外と抵抗はない。バター茶だってあるのだから、コーヒーにバターを入れたっていいじゃないか。あずきコーヒーだって、まずくはないんじゃないかと思う。同じ豆だし(コーヒーは豆科じゃないけど)。

C30046バターコーヒーと対峙する。
ちなみに、あとの二人はアイスコーヒーを頼んだ。コーヒーにでろーんと浮かぶバター。コーヒーの熱でだんだん溶けていく。まるで水面にうかぶ月のようであるが、そう喩えたところで浮かんでいるのは単なる油分である。


飲んでみる。
あっ、これはうまい。バターの風味が、コーヒーのビターさ加減を引き立てている。さらにコクが出ている。普通においしく、禁忌に触れるような味ではなかった。ほっとすると同時に、少し残念な気もした。もしかしすると、ここのコーヒー自体がおいしいので、バターを入れてもおいしいのかもしれない。

2005.10.17

間隙051017:ターニング今夜

ターニングポイントその1終わり。
終わったことと関係あるのか、さっきからずっと偏頭痛がしています。
次は12月です。
いつかここにも書くことがあるかもしれません。自己開示が控えめなブログです。

----------
ついでだからなんか書こうと思いますが、最近はとくに真新しいことしてなくて、なかなか思いつかないです。
強いて言えば、先週突発的に心斎橋にガーナ料理を食べに行ったぐらいですか。
とうもろこしの粉をお湯でこねた団子みたいなもの(名前失念。タンザニアだと「ウガリ」っていう名前)を魚が入ったトマトのスープにつけて食べたりしました。普段はバーのようで、ずっとレゲエみたいな音楽が流れていました。

そういや今日の月は妙にきれいでした。、日没の前から上がっていたときは、クレーターまでくっきり見えたし、日没後もまぶしいぐらいの輝き。といっても満月ではないようです。しかし、個人的名月でありました。関係ないですが最近暑いですよね。日中は半袖でもいけるぐらい。

月もいいですが、夕焼けを眺めるのも好きです。記憶の中で美化されつつもありますが、高校生の時、図書館の窓から眺めた夕焼けがそれはもうきれいで、夕日に染まった本棚や机、床なんかを、今でも時々思い出してしまいます。

とりとめもないことを書くことは難しい。
とりとめもないことを考えてるのって、たいていは歩いている時かもしれません。
歩くのをやめると、夢から覚めたみたいに忘れてしまうんですね。何とか覚えていられないものかといつも思います。

----------
iTMS今週のフリーダウンロードはモダーン今夜(←音楽流れます)で、僕はたいそう喜んでしまったのですが、不具合が出ているみたいで、いまだにダウンロードできない状態が続いています。水曜日までに直るといいのですが。彼らの曲で一番好きなのは、昭和昭和した「うたかた花電車」。男性コーラスがイカしています。つきがのぼったらー、わたしのでばんさーっと。

2005.10.14

間隙051014:石臼、小骨

あいまい加減な多忙さです。ターニングポイントです。
その割には、妙に浮かれていたりもします。

----------
愛読サイト「デイリーポータルZ」の10月4日の特集で、乙幡さんが石臼でいろいろな物を挽いていましたが、石臼にも右利き用/左利き用ってあるんですかね(乙幡さんは左利き)。

すり鉢の場合、溝の方向が左利きにはすりづらくなっているそうで、フェリシモの左利きカタログでは、逆方向に溝がついたすり鉢が売られていたりもします。

通常、石臼は反時計回りにまわすとのこと。溝の方向なのか、その方が回しやすいのかわかりませんが、なんとなく逆に回してみたくなってしまいます。まあ、左利きだからといって、右利きの人とまったく逆のことをすれば良いというわけではないと思いますが。

----------
さらに前の話。
阪神タイガースが優勝した夜。僕の身体に、ある変化があった。
奥歯の間に挟まった小骨がとれたのである。

「なんだそんなことか」と言わないでいただきたい。
この小骨とは、一年以上もの付き合いなのである。

何の魚かは忘れてしまったが、妙に小骨の多い焼き魚を食していると、左の上の奥歯と奥歯の間、長い小骨が挟まってしまったのである。しかも歯と歯のど真ん中、垂直に。舌で触れるとかすかに小骨の存在があり、下の歯に当たるとちょっと痛い。

指でも、つまようじを使っても取れず。あきらめて歯を磨いたら、どうも取れたようで、ほっと胸をなでおろしたのである。しかし。実際は歯と歯の間に隠れていたのだった。

第一の顕現は、その数ヵ月後のインド・ネパール旅行の最中だった。屋台でサクサクとした、時にはもそもそしたなんだかよくわからない辛い食べ物を食べていると、なんだか奥歯に異物感が。

あっ、あの小骨だ。異国の地で小骨に再会するとは。
またがんばって取り出そうとしたのだが、また歯と歯の間に逃げられてしまった。

そして第二の顕現が、ついぞこの前。タイガース優勝の夜だった。
今度こそはと数十分の格闘の後、ついに引き抜くことに成功。勝利である。
長さ一センチ以上もある小骨が刺さっていたのだった。

一年以上も小骨が突き刺さりっぱなしで、よく虫歯にならなかったなと思う。喉に刺さるのも嫌だが、歯に挟まるというのも嫌な経験だ。

2005.10.04

大菊人形で土岐麻子

ぼんやりテレビを観てたら、聞き覚えのある曲が。
土岐麻子の「ブルー・バード」だった。

土岐麻子の『debut』は、iTMSで初めて買ったアルバムで、無料配信されていた「ロマンチック」はもちろん、「私のお気に入り(←いしわたり淳治作詞)」、「ウィークエンドの手品」などなど、名曲ぞろい。

「ブルー・バード」が流れてたのはCMだった。そのCMとは、なんとひらかた大菊人形

ひらかた大菊人形。関西では有名でだけど、周りに行ったことのある人はあまりいない。僕も、小さい頃に行ったことがあるようなないような、そんな印象なのである。そんなひらかた大菊人形博も、今年で終了してしまうらしい。今年で96年もやっているのだそうだ。ちなみに今年のテーマは義経。

毎日京阪電車を利用している者としては、菊人形のポスターや吊り広告が、駅や電車から消えてしまうのはちょっと寂しい気がする。ポスターだけでも秋を感じていたように思う。

CMの映像はあんまり覚えていないけど、街中に菊の花が舞ったり、女の子の頬に花びらがピタッと張り付いて、涙みたいに見えたり、そんな感じだった。土岐麻子meets菊人形。二重の驚き。

2005.10.03

トルネード竜巻@sunsuiを観る。

28日に、トルネード竜巻のライヴに行ってきました。
トルネード竜巻のライヴに行くのは、去年5月のショーケースライヴ以来。対バンの2バンドも初めて聴いたけど良かったです。pop chocolatのベースの女の子が、いい動きしてるなと思いました。演奏が上手いのかどうかは僕にはわかりませんが。


「Fairview」と「a girl killing flowers」は、アレンジしすぎてなんか前衛芸術か伝統芸能を鑑賞している気分になりました。あんなにギターがギュインギュインいってたのに、ちっとも不快じゃないところが不思議。

シングル曲の「パークサイドは夢の中」と「言葉のすきま」は、原曲とほとんど同じアレンジだったのがうれしかったです。どっちもいい曲です。去年の冬に出た「Fairview」ぐらいから、歌詞のあり方が変わってきたというか、言葉が言葉としてすっと頭に入ってくるようになった気がします。

どうでもいいことですが、「言葉のすきま」を聴いてると、なぜか「my revolution」を思い出してしまいます。四つ打ちだからかな。カップリングの「すべてを胸の真ん中に」の、「僕らの胸の真ん中は、塞いだ言葉の眠る町」というフレーズになんかグッときました。ゆっくり反芻したい言葉です。

アンコールは予定してなかったようで、即興で名曲「one note robot」をやってくれました。一回性の素敵さ加減を噛みしめてみたりして。

10月に出るアルバム『ふれるときこえ』の収録曲「あなたのこと」「君の家まで9キロメートル」も初お目見え。アルバムも楽しみです。君の家まで9キロって、微妙な距離ですね。

« September 2005 | Main | November 2005 »

C3メモ


  • www.flickr.com
    nasserhaff's items Go to nasserhaff's photostream

無料ブログはココログ