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2005.03.30

paris match『5th Anniversary』

paris matchも5周年。『5th Anniversary』はその記念アルバム。僕が彼らのことを知ったのはサードアルバムの『typeIII』からだ。「saturday」が気に入って衝動買いしたのだった。

まず驚いたのは、パッケージがデジパックじゃなかったことだ。1stから5thまですべてデジパックだったのに(5thだけDVD付きのものはプラケースだけど)。企画盤だからなのか。そういえばシングル『恋の兆し』もいつもと違って紙ジャケじゃなかった。

新曲「恋の兆し」も気になっていたが、個人的にはNew Cool Collectiveというビッグバンドとともに新録した4曲のほうが気になっていた。

彼らはあんまりライヴとかしないので、ライヴ録音なんて大丈夫なんだろうかと思っていたのだけど、なんだ、全然いけるじゃないか!と思ってしまった。ヴォーカルのミズノマリさんの声もCDで聴くよりもずっと力強く、ビックバンドの演奏に負けていないぐらいだ。ビッグバンドを従えたライヴなら見てみたいかも。「saturday」がアーバンでベイエリアな感じ(どんな感じなんだか)が増してよりいっそう心地良く。

他の収録曲もひさしぶりに聴くのもあって、改めて良さに気づかされたりもする。paris matchの入門編としても良いかもしれない。「oceanside liner」がやっぱりお気に入りである。

2005.03.28

RAM RIDER『SWEET DANCE』

どこまでも突き抜けててハイだった「MUSIC」とは異なり、ちょっと切なくノスタルジックな感じ。実際に経験したことないのに懐かしい昔の出来事のように感じる。擬似ノスタルジアとでも呼ぼうか。ネジタイヘイのことをちょっと思い出した。こっちは15秒の恋人だったけど。

CD-EXTRAで収録されているPVには、曲にあわせて気持ち良さそうに頭を揺らす男女が登場する。彼らはそれぞれひとりで車の中で聴いたり、街中を歩きながらヘッドホンで聴いたりしている。RAM RIDERのいう「ポータブル・ディスコ」とはこういうことなのだろう。ポータブル・オーディオで曲を外に持ち出しても成立するディスコ。お茶の間クラブ・ミュージックと言った人はいたけど、ポータブルディスコはいままでなかったかも。

あと、歌詞カードに書かれていた、「our music is your music」という言葉に胸を打たれた。「respect our music」という言葉が、どうも押しつけがましく聞こえていたのでなおさらだ。

2005.03.26

間隙050326

○虫歯で前歯の一本に大穴が開いている人と話す機会があったのだが、その前歯が気になって仕方がない。不快というわけではなく、冷たいものが染みるんじゃないだろかとか、前歯の治療は削るだけでもかなり痛いぞとか話ながら考えてしまったのだ。なんだかこちらにまで痛みが伝わってきそうでそわそわしてしまった。ちなみにその人は平気そうだった。

○iTunesのライブラリを充実させるため、CDをエンコードしまくっていたらPCの空き容量が足りなくなってしまった。そこで、ポータブルタイプのハードディスクを買ってライブラリを移すことにした。40GBなので、そうそうなくならないだろう。空き容量を気にする必要もなくなり、リミッターが解除された気分だが、いまだにピチカートのCDをエンコードし終わってない。ヴァージョン違いの音源の選別がちょっと面倒だ。

○以前、壁に「屏風に描かれた虎を捕まえようと奮闘している一休さん」の絵が描かれた居酒屋のことを書いたが、先日通りかかると、一休さんが描かれていた壁は取り壊され、新しく出入り口ができていた。さらにお店も居酒屋になっていた。居酒屋→お好み焼き屋→居酒屋と、僕が知っているだけで三回も店が変わっている。諸行無常で盛者必衰だ、と思ったものの、果たして盛者だったのかと少し考え、考えるのをやめることにした。

2005.03.24

足止めと何もしない日(読書)

シーワに滞在して数日。僕は足止めを食っていた。シーワの後は、さらに南東にあるバハレイヤ・オアシスに行くつもりだった。しかし、シーワ-バハレイヤ間には定期バスが無く、砂漠をランドローバーに乗って渡るツアーに参加するのがポピュラーな移動方法だった。しかもタイミングの悪いことに、そのツアーは僕がパームツリーホテルに泊まることにした日にちょうど出発したばかりで、次のツアーの人が集まるまで待つしかなかったのである。鉱泉や遺跡を見に行ったりもしたが、それほど数は多くないので二日もあれば見終わってしまう。

そういえば、大学の教員Z氏は、週に一回は何もせずに身体を休める日を作れとおっしゃっていた。暑い中を毎日動いていると、自分でも気づかない間に疲労が溜まっていくのかもしれない。何もしない日というのも、たまにはいいだろうと思った。読書や散歩でもしよう。

僕が日本から持ってきた本は、妹尾河童の『少年H』だ。妹尾氏の少年期を描いた小説であり、またH少年の目を通して見た戦争を描いたものでもある。ちょこちょこと読んでいたが、シーワに来て一気に読み上げた。

この本のことで真っ先に思い出すのは、H少年が描いた親子丼の絵である。挿絵はなく、文章のみの描写なのだが、本当に美味そうに思えた。普段ほとんど食べないのに、このときほど親子丼が恋しいと思ったことはなかった。また、後半になるにつれ深刻になっていく戦争の克明な描写も、身につまされる思いで読んだ。

戦争が妙にリアルというか、切に感じられて、なんだか、礼拝を呼びかけるアザーンの声まで空襲警報のように思えてきて陰鬱な気分になってしまった。

2005.03.21

アマオトラァラのライヴ@知恩院三門、を観に行く

アマオトラァラのライヴを観に行ってきた。
知恩院へ行くのはこれが初めてかもしれない。円山公園には花見で何回か行ったことはあったのだけど。あっ、あとギリヤーク尼崎氏を見に行ったことがあった。

だらだらしてたら出るのが遅くなってしまい、知恩院には開演時間を少し過ぎての到着となった。会場はどこだろうと思っていると、聴き覚えのあるメロディが。「ナミビア」である。もう演奏は始まっているようだ。当たり前だが。

会場は人でいっぱいだった。老若男女、外国人もいた。知恩院三門がステージ、その向かいの長い石階段が客席となっており、僕は階段を少し登ったところにある踊り場みたいなところで立って観ていた。演奏は「ナミビア」を含め全5曲。ゆったりとしたメロウな曲が多かったのは意外だったかも。「シブースト」という曲があったので、なんだろうと調べてみたら、やたらうまそうなお菓子(スイーツだなんて恥ずかしくて書けない)じゃないか。6月にアルバムも出るそうで楽しみである。

あと、大学の同期がこのイベントのディレクターをしていたのには驚いた。このイベントの運営をしている京都学生祭典に参加しているらしい。彼とは道でばったり会うなど、偶然の再会が多い。忙しそうだったのであまり話せなかったが、まあお互いがんばろうといって別れた。

2005.03.17

間隙050317

○ローファーの革靴を買った。それを履いて上から眺めると、どうもイルカの口に足を突っ込んでいるように見えてならない。イルカの口に足を突っ込む。なんだか新しいことわざのようだ。

○iPod shuffleに強力なライバル出現。その名もsuper shuffle。iPod shuffleにそっくりだが、FMラジオ、ボイスレコーダー機能も搭載しており、さらに値段も安いという。しかしここまでくると、逆に液晶がないと不便じゃないだろうか。iTunesのオートフィルが使えないのも不便といえば不便そうだ。

2005.03.15

1年

今日でこのブログを開設して1年になる。あっという間の1年だった。記事数は110。1年365日で換算すると、3.4日に1回は記事を書いていることになる。もっと書けそうな気もするのだが、義務になってしまうのもなんだか嫌なので。

しかし、1年経っても「回想1999」が完結していないのは自分でもあきれてしまう。1ヶ月の出来事を、1年経っても書ききれていないのだ。自分の筆の遅さもあるが、表現力の無さも思い知らされる。「今の自分」にたどり着くまでどれぐらいかかるだろうか。

とはいうものの、挫折していないのも確かである。少なくとも1ヶ月の半分までは進んだ。やはり、他人の視線にさらされながら書くということが大きいだろう(読んでる人がいるかはまた別として)。ひとりだったら、たぶん途中で投げ出している。インド・ネパール旅行記も、空港から出たところで止まっているけど、近いうちに再開する予定である。

前にも書いたけど、タイトルをつけるとどうもしつこくカッチリと文章を書いてしまいがちになる。も少し気軽に文章を書きたいものである。

2005.03.13

コンピレーションのピチカート・ファイヴ(その5)

ピチカート・ファイヴの楽曲が収録されたコンピレーションをピックアップする企画、久しぶりに一件追加です。

セガサターンヒストリー ~ヴォーカルコレクション(2005/3/24)
大都会交響楽

セガサターンが発売してもう10年になるのですね。そりゃ歳をとるわけだ。なかなかユカイな取り合わせです。無理ありすぎ。なんで森高千里が?と思ったら、サターンでビデオCDみたいなソフトが出ていたようですね。

「大都会交響楽」は、『クロス探偵物語』というゲームのオープニングとして使用されました。ゲーム内容はちょっと懐かしい感じのする探偵推理アドベンチャーで、キャラの立った登場人物と、手堅い作りのシナリオ(おかしいところもありますが)でかなり楽しめました。オープニングを見たいがために中古のサターン本体を買ってプレイしたのですが、後にプレステにも移植されてしまいました…。数年前に発表された続編はいまだ音沙汰なしです。

ゲームのオープニングでは、TVサイズヴァージョン(要するに一番だけ)を聴くことができます。オープニングの演出とぴったり合っていて非常にかっこいいです。また、この曲のヴォーカルを外したものが、ふかわりょうのソロユニット、ロケットマンの『フライング・ロケットマン』で再利用されています。ピチカートネタが変な形で散りばめられているので、聴いていて「ひどい使われかたしてるなぁ」と思いつつも、笑ってしまいます。


同タイトルシングル、『singles』に収録。ちなみに『JPN』の収録ヴァージョンは曲の最後が少し違います。

2005.03.10

とうとう買ってしまった。

とうとう買ってしまった。中島美嘉のニューアルバム『MUSIC』。メジャーどころを買うのはなんとなく躊躇してしまうきらいがあったのだが、セカンドをレンタルして聴いていて、「これは買って手元に置いておきたいCDだな」と思ったのだった。あと、シングル曲のほとんどがレーベルゲートCDで、レンタルすらも躊躇してしまっていた反動もあるかもしれない。

やはり楽曲に恵まれていると思う。シングル曲だけじゃなくて、アルバム収録曲もなかなか良い。ちなみに五曲目の「Rocking Horse」は小西康陽プロデュースだったり。「SEVEN」や「Carrot & Whip」が頭の中でグルグルまわっている。

歌は、うまいんだかうまくないんだかよくわからないが、彼女の声に、ある種の「ゆらぎ」のようなものを感じる。そこが気になるところなのかもしれない。

ジャケット写真はいいとしよう。だが、歌詞カードの写真はなんだというのだろうか?? 何かの威嚇なのか。ざ、斬新なことで。買わなくても、ツタヤとかで見かけたら、ぜひみてあげてください。

2005.03.08

静電気の季節

静電気の季節である。と、もうそろそろ明けそうな気もするのだが、僕にとっては今真っ盛りという感じである。

大学生になって初めて味わったあの痛み。高校の頃はセーターがなぜか嫌いで、身に着けなかったためかもしれない。もはやドアノブはまともに握れない。たまに人と触れ合ったときにもバチッとなるのも嫌だ。自分の血液がドロドロだとは認めたくもない。血液をサラサラにするために、ネギ類を食べるぐらいならドロドロのままでいい。いや本当にドロドロなのかはわからんけど。

最近は特にひどい。エスカレーターの手すり付近の金属部や、トイレットペーパーのホルダーでバチッときたときなどは、まるで世界中のありとあらゆるものにそっぽを向かれているような、そんな孤独感にさいなまされるのである。ひとり「むぅ」と呻く。

2005.03.06

オアシスで聴くチェンジ・ザ・ワールド

水からあがる。少し風がでてきたようだ。
併設されているカフェでシャイ(紅茶)を頼み、ビーチチェアみたいなイスに寝そべる。シャイをすすりながら、空を眺める。

ヤシの林に囲まれているため、ここからでは太陽は見えないが、西の空は淡いピンク色に染まっていた。日中、あれほど照りつけていた太陽も、もうすぐ沈むのだ。空はきれいなグラディエーションがかかっていた。淡いピンク色は徐々に水色へと変化していき、さらに濃い青色へと移り変わっていく。

カフェに置いてあるラジカセからは洋楽が流れてくる。どうやら主人が選曲したテープらしい。そういえば、エジプトのポップス以外の音楽を聴くのは久しぶりだ。聴いたことがあるものが多かったが、タイトルを知っているのは「ホテル・カリフォルニア」や「チェンジ・ザ・ワールド」ぐらいだった。普段はあまり洋楽を聴かないのだが、このときはすんなりと耳に入った。特に「チェンジ・ザ・ワールド」が、歌詞はともかくとしてこの雰囲気にやけにマッチしており、よりいっそう穏やかな気分になれた。

なんかいいな、この雰囲気。
あまりにシンプルすぎて言葉にならない気分。何もせず、ただゆったりと時間が流れる。それがなんだか心地よいのだ。ただぼんやりと、暗くなっていく空を眺める。この緩やかな、気分のよい時間を、僕は気に入ったのだった。

2005.03.01

アマオトはナミビアの調べ

知り合いがベースで参加しているバンド、アマオトラァラ。彼らのデビュー作「ナミビア」が収録されている『NEO GENERATION vol2』を購入した。去年、彼らが京都の学生のバンドコンテストみたいなので優勝した時の動画を見て一気に好きになってしまった。FMのエアチェックまでする始末。ナミビアといえばナミブ砂漠を思い出してしまうが、歌詞を読むと多国/無国籍な、想像上のどこかということなのか。メロディや歌詞、歌声や楽器にメンバーのそれぞれの音楽遍歴が影響しあっているのだろう。

「ナミビア」だけに感じることではないのだけど、始まった瞬間にいままでの空気が一瞬にして変わるというか、変えられてしまう曲があると思う。グイグイひきつけられてしまう(知り合いなので心もち多めにほめています)。かなり完成度の高い曲だと思うんだけど、これ以降どうなっていくか楽しみでもあり不安でもある。

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