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2005.02.23

クレオパトラの鉱泉

クレオパトラの鉱泉。
またしてもクレオパトラである。やはり彼女は人気なのか。
残念ながら写真は撮らなかったのだが、アブー・アル=アリフの鉱泉の2,3倍もの大きさがあった。同じように内壁や底は青と緑の混ざった不思議な色をしていた。もしかすると、藻だけではなく、金属の色なのかもしれない。深さも3,4メートルはありそうだ(数値は適当)。観光客用にちょっとした脱衣所や、カフェも併設されていた。この鉱泉は地元の人も利用するようで、僕が到着したときは地元の親子がジャバジャバと水浴びをしていた。もちろん素っ裸ではないが。

親子が去り、彼らが残したせっけんの泡も流れた頃(意外と早かった)、僕も水浴びしようと思ったのだが、深い水底を見るとどうも躊躇してしまう。僕は高所が苦手なのだが、床が透明なガラスでできている場所とか、水中で足のつかない深さの場所も苦手である。ちなみに飛行機は、落ちたらほとんど助からないだろうと思ってしまうので意外と平気。たぶんバンジージャンプも平気。


大学二回生の夏に、小笠原諸島へ一週間ほど旅行したことがあった。
海岸近くでシュノーケリングをしたのはいいが、足がつかないところまで行けず結局浅瀬でしか泳げなかった(しかも少し溺れた)。イルカウォッチングをしたときなどは、小型艇で海底が見えないほどの深い場所まで連れて行かれた。ライフジャケットが外せなかったため、水面に漂う姿はさながら水死体のようであった。一面マリンブルーの世界で、「どうしようか…」と漂っていると、一匹のイルカが目の前までやってきて、「キュイーッ」と鳴いてくれた。しかし次の瞬間、黄色い水着を着たギャルの、足につけたフィンが頭を直撃したのだが。


やはり人間は土から離れて生きることはできないのか。などと苦い思い出を噛みしめていると、鉱泉からドボーンと水しぶきがあがった。一人の少年が何度も飛び込んでいるのである。しかも前方宙返り。「no swim?」と僕に聞きながら何度も飛び込む。

少年の声に後押しされるかのごとく僕も飛び込む。「気をつけ」をしたまま。足がゴツゴツした岩でできた水底に触れたような気がした。水はそれほど冷たくはない。鉱泉の内側には階段があるのだが、少しぬるぬるしていて滑りそうになった。

2005.02.17

C3メモ拡大版

○ココログでは記事にタイトルをつけなければならず、そうするとしつこいほどカッチリ書いてしまいがちになる。もう少し気楽な文章が書けるように、C3メモに書こうと思っていたいくつかのことを、なんとなく載せてみることにする。

○ネパールに留学していた大学の同期IMAP氏が一時帰国したので皆で集まることに。何回もお邪魔している友人ms06ag氏の実家にまたもやお邪魔する。ms06agさま、すき焼き、おいしゅうございました(再掲)。カタン、おもしろうございました。また遊びに行きます。カタンはポータブル版なら1300円ほどで買える模様。

○川平慈英の顔を見るたび、「どこかで見たような顔だなぁ」と思っていた。知り合いなのか。それとも旅行先で会った外国人だったのか。などと思っていたが、最近になって判明した。「スタートレック・ヴォイジャー」に出てくるドクターである。溜飲が下がるとはまさにこのことである。よく見てみると似てないような気がしないでもない。

○ドクターはともかく、ニーリックスの役者の素顔を見て軽いショックを受けた。いつもは特殊メイクしてるから…。

○タミさんの「モナリザの苦笑。」で知ったタイムスリップグリコ<大阪万博編>。試しに一個買ったら目当ての太陽の塔がいきなり出た。ミニチュアでも省略されている避雷針までちゃんと再現されているのがすごい。ミニチュアも買ってみたいが、地震とかが起こって頭の上にでも落下したら、とがった腕が確実に刺さりそうと思ってしまい、躊躇している。ちなみに大阪だと万博公園で購入できます。

2005.02.12

シーワを歩く(2)

まだまだぶらぶら歩く。
今度は東へ。

C30029 C30030

まずはアモン神殿。かのアレキサンダー大王が神託を受けた場所らしい。僕が出て行った「アレキサンダー・グレート・ホテル」はアレキサンダー大王からきてるのか。彼の時代の移動手段でよくもまあこんなところまで来られたものだ。二千年以上昔に建てられたものだから劣化が激しく、足場が非常に悪い。ともすれば滑り落ちそうだ。ここには人っ子一人いないはずだが、近くに村があるため、子どもの声や家畜の鳴き声が聞こえてきた。やはりここでもひとりにはなれない。

この神殿はちょっとした岩山の上にあるため、眺めが非常によかった。手前に見える木々はなつめやしである。遠くの湖らしきものは、なんであんなにきれいな水色をしているんだろう。化学薬品のような色だ。高校の化学の実験のとき、水色の水溶液やゲル状になった液体が、妙にうまそうに見えたことを思い出した。

C30031次はウンムル・オバイダ。アモン神殿から南に少し歩いたところにある。遺跡らしき残骸の中に、このレリーフだけがポツーンと建っている。正直『歩き方』を読み直すまではこれは何だったか思い出せなかったのだが、空の青さがなんだかいい青さをしていたので載せておくことにする。

さらに南にあるクレオパトラの鉱泉に着いたのは、夕暮れが近づいた頃だった。

2005.02.10

シーワを歩く

オアシスというぐらいだから、砂漠のど真ん中にして水は豊富である。太古の昔、この一帯は海だったらしい。その名残が地下水として今もこんこんと湧き出ているのだ(いつか枯れるかもしれないけど)。エジプト各地で見られる「SIWA」という名のミネラルウォーターは、ここにある工場で製造されているらしい。また、海だったというのだから塩だって取れる。道を歩いていると、荷台に山盛りの塩を乗せたロバ車とすれ違うことがあった。

シーワにも、古代エジプトの遺跡がいくつか存在している。また、一部のオアシスは泳ぐこともできる。僕は性懲りもなく、ぶらぶらと歩いてめぐることにした。しかし、マトルーフでの失敗は繰り返さない。ちゃーんとお弁当代わりにターメイヤのサンドイッチを買ってきている。唯一の誤算は、できたてのアエーシ(パン)が予想以上にうまかったために、すぐに半分食べてしまったことだ。アエーシだけでも十分いける。

C30026町を少し離れると、景色は荒涼とした雰囲気に一変する。もちろん道路があるのだから、人の手は加わっているのだろうけど。人通りの少ない道。ここで倒れたら、誰も助けてくれないんじゃないか、などと思ってしまう。道の左側に広がっている白い砂のようなものは、どうやら塩分が含まれているようだ。ところどころ水溜りのようになっている部分があったのだが、ピンクがかった白濁色をしていた。味見はしなかったが、おそらく塩辛いのだと思う。(ちなみにこの写真の撮影年は一年間違っています)

シーワの市街から西にあるファンタジー(ファナトゥス)島(写真左)。島というのだが地続きだったような気がする。少なくとも橋を渡った覚えはない。湖は白く濁っている。これも塩辛そうな感じだが、島の中では澄んだ水が湧き出ており、なつめやしが栽培されていたりもする。小さなカフェもあったようだが閉まっていた。僕はここでターメイヤのサンドイッチの残りを食べた。

C30027  C30028

右の写真は島の中にあるアブー・アル=アリフという鉱泉。青と緑が混ざった不思議な色に見えるのは、泉の内側に付着した藻によるもののようで、水自体は澄んでいる。深さは5メートルほどだろうか。日差しがきつすぎて見えづらいが、鉱泉のふちに僕のカバンとミネラルウォーターのボトル(SIWA)が置いてある。

2005.02.04

iPod shuffleを買ってシャッフル

結果から言わせてもらうと、購入したのはiPod shuffleである。まさか自分がアップル社製品を購入するとは思っていなかった。自分としては、「アップルっぽい」製品を手にしていた方が性に合っている気がしていたのだが…。価格の安さもあったのだが、いろいろ調べていくうちになかなかいいなぁという気になってしまったのだ。

決め手のひとつは、操作ボタンがどちらの手でも扱えるように本体前面についていること。ちなみにデザインはあんまり気に入っているわけではなかったり。

もうひとつは、試しにインストールしてみたiTunesの使い勝手が意外と良かったことである。操作も簡単だし、プレイリストも作りやすい。ただ、winampやwmp10に比べて少々動作が重いのが玉にキズ。また、iTunesが「気まぐれ」にプレイリストを作って再生してくれるパーティーシャッフル機能もおもしろいと思った。

iPod shuffleはiTunesの端末のようなもので、iTunesがパーティーシャッフルのようにチョイスした曲を自動転送してくれる(もちろん自分で好きな曲だけを入れたり、選曲を修正したりすることもできる)。確かに1GBや512MBもの容量の曲を自力で転送するのは面倒そうだし、iTunesが自動的にチョイスしてくれるというのも興味をひかれた。こういったソフトやハードのコンセプトがいちいち妙にやたらと魅力的に思えたのだった。

そして、実機を見るために心斎橋のアップルストアに行ったところ、品薄と聞いていたにも関わらず普通に売っており、誘惑に負けて購入してしまったのである。僕が買ったのは512MBのモデル。ビットレートが192kbpsのMP3で大体95曲ほど入る。iTunesの端末と考えればそれほど気にはならない。いままでMDの74分という制約のなかで好きな曲を入れ替えしていたこともあり、むしろ多いように感じてしまう。

しかしシンプルなぶん割り切りは必要である。液晶が無いのはちょっと不便だが、シャッフルして聴くので別にかまわないような気もする。欲しかったダイレクトエンコーディングは別途サウンドカードを買うことにした。もしかすると、ボイスレコーダーは簡易のものでいいから必要だったかもしれない…。まあいいや。

今はとにかく所有しているCDをエンコードしまくりである。

2005.02.02

MDウォークマンがご臨終

ちょっと前の話です。

年末ごろから、僕のMDウォークマンがMDを読み込んでくれなくなってしまった。ソニー製なので「ソニータイマーだ!」と騒いでみたいが、8年ほど前に買ったものなので単なる寿命であろう。まったく読み込まないのではなく、たまーに読み込むので始末が悪い。なんとなく分解してみたりして延命を図っているが調子は相変わらずである。聴けるも聴けないもその日次第。運試しのような感じになってきた。

やっぱり次に買い換えるならMP3プレイヤーだろう。そう思い、検索したりヨドバシに何回も冷やかしに行ったりしている。以前、音楽データをしこたま溜め込んでいた20GBのセカンドHDDが吹き飛んだ経験から、ハードディスクタイプは避けたいところである。怖くて持ち歩けないし。となるとシリコンタイプのものとなる。

個人的に見た目で気に入ったのは、iAUDIO U2Rio SU70。両者ともMP3(wmaも)再生のほかに、FMラジオ受信やボイスレコーディング、ダイレクトレコーディング機能などがついている。その中でも、アナログやMDなどの音源を簡単にMP3化できるダイレクトレコーディング機能がついたものが欲しかったのだった。

いろいろ考えた末、iAUDIO U2にしようと思ったのだが、ヨドバシでサンプルをいじっていて気づいたことがあった。本体前面についている五方向キーが、液晶を正面に見ると右側に位置するため、左手で操作できない(しづらい)のである。普段から左利きがどうのとやいやい騒いでいる身としてはこれは購入できないなぁ、ということに。音質も良いらしいのに残念。

さて、どうしたものか…。SU70にしようか。こちらのジョグダイヤルは本体側面についており、それほど違和感はない。しかし、カラー液晶って必要なのかなあ、などとも思ってしまう。他社のプレーヤーにするか、新機種が出るのを待つか。

そんなときに発表されたのがiPod shuffleである(つづく。つづくってなんだよ?)。

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C3メモ


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