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2004.07.30

孤独な惑星の歩き方

欧米人旅行者御用達のガイドブック『Lonely Planet』。日本語版が刊行されていたんですね。今のところ翻訳されている国は少ないですが、これからも増えていくのでしょう。インドやネパール編もあったのですが、すでに『地球の歩き方』を購入したあとだったので買わなかったのですけど。

でも、旅の途中で『Lonely Planet』にしたほうが良かったかなー、と何回か思いました。というのも、地図が間違ってたり、カバーしてる地域に偏りがあったり、隣国情報がほとんどなかったりしたからです。特に『歩き方・インド編2003-2004年度版』。前の版に比べて本自体薄くなっているし、カシュミール州やラダック州、スィッキム州以東の情報が皆無。ヒンディー語の基本会話も2ページしかありません。また、旅行者の行き来が最も多いと思われるネパールへのルートの情報もほとんど書かれていませんでした(ネパール編には書いてありますが。商売上手です)。他の地域にもいえることですが、カラー化されたりして全体的に小奇麗になっちゃったなという印象です。数年前の『歩き方』はもう少し胡散臭くもマニアックだったような気がしたのですが。

『Lonely Planet: India』の英語版は、旅先で出会った旅行者に読ませてもらったりしていました。1000ページ以上もある凶器のような本です。カバーしている地域も多く、小さな街の情報も載っていました。『歩き方』に比べてビジュアル面では劣るように思いましたが、ゲームの攻略データ集のような無機質さが好きだったり。『解体新書』シリーズのようです。日本語化されたことによって、『歩き方』の強力なライバルとなるのではないでしょうか。

『歩き方』は日本語で書かれているということだけでなく、良くも悪くも日本人を対象に書かれているため、親しみやすい部分もあるようにも思えます。「日本人」特有のの旅行の仕方というのもあると思うのです。『歩き方・インド編2004-2005年版』も近日発売のようです。前の版からどう変わったのか比べるのが楽しみです。

ロンリープラネット日本語版
地球の歩き方
○インド・ネパールと旅行される方には『Let’s go』シリーズの「インド・ネパール編」なども良いかもしれません。

2004.07.24

NHK教育・アラビア語会話

友人のzootv氏から教えてもらったのですが、いままで短期集中講座だったNHKアラビア語講座が10月から半年間レギュラー番組化するそうです。講師、出演者ともに未定とありますが、師岡カリーマさんとか出演されないのかな。あと生徒役として普通の芸能人も出るんだろか。僕もアラビア語はとーんと遠ざかってしまっていたので、これを機に復習したいものです。エジプト方言もやらないかな。

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NHKアラビア語会話(以下引用)
 放送時間(10月~3月)
 教育テレビ
 本放送:火曜 午前0:30~1:00<月曜深夜>
 再放送:土曜 午前6:00~6:30

 ラジオ・アラビア語講座はラジオ第2放送で放送中
 毎週 月曜 午前11:30~午後0:00
 再放送 土曜 午後 9:00~9:30

2004.07.22

頂上、夜明け、そしてアザーン

登りはじめて4,50分ぐらいか、ようやく頂上にたどりついた。Y君もいつのまにか到着していた。ピラミッドの頂上部は、頂上石が持ち去られてしまったため、思った以上にスペースがあった。僕は高所恐怖症なのであまり動くことができなかったが。それなのに良く登ったものだ。ピラミッドの頂上には、数多くの登頂者たちの落書きが刻み込まれていた。200年以上前のものすらあった。Y君も登頂記念にと、自分の名前と日付を石でピラミッドに刻み込んでいた。

ピラミッドの頂上から周囲を見渡す。霧が出ているのか、視界が極端に悪かった。遠くには、道路わきの照明灯が正確な間隔で並んで灯りを放っているのが見えた。太陽はまだ昇っていなかったが、次第に明るくなっていくのがわかった。

下界のほうから何かが聞こえてきた。声が、カイロの街中から聞こえてきたのだ。それは、イスラームの礼拝を呼びかけるアザーンの声だった。肉声なのかテープなのかわからないが、その声は街中のモスクから一斉にスピーカーを通して響き渡り、ピラミッドの頂上にまで届いたのだった。エジプトはイスラームの国なのだということを実感した瞬間だった。鳥肌が立ったのを今でも覚えている。

夜明けを頂上で迎える。僕は、輝かんばかりの朝日を想像していた。しかし、太陽は昇れば昇るほど霞んでいく。赤く霞んでいく朝日は、そこから放たれているはずの光や熱を感じさせないほど拍子抜けしたものだった。

すっかり夜が明け、降りることになった。しかし・・・登るときは暗かったし、必死だったので実感がなかったが、ピラミッドの高さは尋常なものではない。転がり落ちて死んだ人もいるという。初めのほうはロッククライミングのようにピラミッドに身体を向けて降りていたのだが、下が見えないのがどうにも怖い。ピラミッドに背を向け、石段の一段一段をぺたんと座るように降りていくことにした。この方が安定感が増して恐怖感は少ないように思えた。

地上近くなった際、誰かが近づいてくるのが見えた。ツーリストポリスだ。彼はご丁寧にも、次はどの段に降りろという指示まで出してくれた。降りた後、僕たちはツーリストポリスの詰め所のようなところに連行された。そして持っていたお金全部を没収され、何事もなかったかのように解放された。とはいうものの、僕たちはピラミッド地区への入場料ぐらいしか持っていなかった。これも情報ノートの指示だった。さらにパスポートや航空券すらもホテルに置いてきていた。帰りのタクシー代にと、スニーカーの中敷に隠したお金まで没収されたのは予想外だったけど。

詰め所を出てはじめて、太陽の光と熱を感じた。見上げると、空高く昇った太陽は金色に輝いていた。これから暑くなるのだろう。

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*注意*ピラミッド登頂は犯罪行為です。また非常に危険でもあります。この文章を参考して、何かが起こっても責任は負いかねます。登る際は自己責任で。

2004.07.21

忘れ物だらけの名古屋行

zootv氏のHOWE*GTRにも書いてありますが、19日は名古屋へニフティのBBフェスタを見に行くために日帰り旅行をしてきました。ただし僕の目的は愛読サイトのデイリーポータルZのブース。ライターさんも来られるというなかなかない機会だし、この手のイベントはひとりで行くよりも複数で行ったほうが絶対楽しめるだろうと思ったのです。

しかし僕は二つの大失敗をしました。ひとつは寝坊してバスに乗り遅れたこと。悩んだ結果、近鉄特急で行くことにしました。もうひとつの失敗は、ほとんどお金を持たず(電車賃は払えた)、しかもキャッシュカードすら持たずにでかけてしまったこと。財布の中身がインドから帰ってきたままだったのです。ドルとインドルピーのキャッシュはもっていたのですが。さらに名古屋に住んでいる友人へのお土産も忘れてしまい、名古屋まで何しにきてんだろーと途方に暮れました。

テンションだだ下がりのまま会場に到着。半袖のボタンシャツの下に着込んだトラックバックTシャツを見せびらかす勢いもありませんでした。仕方がないのでzootv氏にお金を借りることに。しかもそのお金でデイリーポータルのTシャツを買う体たらく。これを買うのも目的のひとつだったのです。名古屋限定カラーは赤色だったのですが、「大人の事情」で売られていた大阪限定のオレンジ色をゲットしました。チュッパチャップスのロゴが元ネタだそうで。おまけとして『おとなの自由研究』のHP先行予約特典だったZくんシールと、フリーペーパー「デイリーポータルZモバイル版」までいただきました。取材の裏話などが載っていておもしろかったです。

C30003.JPG
Tシャツ。

その後、ライターの林さん、住さん、古賀さんにサインまでしていただきました。林さんはサインする際、ひとりひとりにポーズの違うZくんを丁寧に書いておられてちょっと感動しました。「ネットの有名人に会う」というのはなんだか不思議な感じ。いわゆる芸能人でもないわけで、かといって一般人ともちょっと違う。しかし皆さんいい人でした。

Zくんを被るというのも貴重な体験でした。肌触りが非常によかったです。しかし、視界が非常に悪く、しかもバランスも悪く、頭から手が離せませんでした。本当は壁などにもたれかかってZくんの死体を演じてみたかったのですが。

ライターさんにお会いすることができたり、そのほか抽選でウェブカメラを当ててしまったりで盛り上がったりもしたのですが、旅行帰りで頭がとぼけており、良かったんだか悪かったんだか(お金忘れるし)、テンション高いんだか低いんだかでなんだかよくわからない一日でした。

2004.07.17

帰ってきました。

昨日の夜に日本に帰ってきました。日本に帰ってきたという実感があまり沸いていません。数日前から風邪をひいてしまい、くたくたになっての帰国となってしまいました。

インドは、あまり人と食べ物が好きになれませんでしたが、まだまだ行ってみたい場所がたくさんあります。ネパールは、今度はヒマラヤが見える季節に行ってみたいです。

そういやデリーのメインバザール(旅行者がたくさん集まる場所です)で坂口憲二を見ました。ロケみたいでした。テレビで見るより黒かったです。

今回のインド・ネパール旅行もココログで書く予定です。

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